日本心臓血管3次元モデル研究会と株式会社エルアンドエルとのコラボレートにより実現した、最新の3Dプリンタによる、より実物に近い造型物作成サービスがスタートしました。
今後はより心臓血管領域のテーラーメイド診断治療に貢献していきます。
微細な構造の3Dモデルは、高性能CT、MRI等によるデータ収集、収集されたデータの解析、解析されたデータを基にし3Dプリンタにより作成されます。
CT、MRI撮影を行い、造形物の基となるデータを収集します。
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撮影された画像を再構成し、3D表示します。
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3Dプリンタで出力可能な形式にデータを変換します。
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各種様々な3Dプリンタにて出力します。
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出来上がった3Dモデルを洗浄・研磨し、細部の表現を行います。
≫仕上げ加工
3Dモデルは医療現場において様々な場面で活用できます。
≫完成
具体的には、CTデータは平面画像であり、3D表示に構成しても設計図的には平面画像のままです。これをポリゴンと呼ばれる三角形の集合体で立体画像を構築変換していきます。このデータがSTLと呼ばれるデータ形式で、3Dプリンタを活用して造型モデルを作成するために必要なデータ形式になります。 よって、変換が正常に完了しないと3Dプリンタでの出力ができません。
STL変換されたデータを基に、適切な3Dプリンタを用いて状況に応じた実寸モデルの作成を行います。
撮影データを基に構成するので、微細な構造や質感を再現でき従来以上の造形物を提供する事が可能になります。
3Dプリンタで出力しただけでは完成といえません。
3Dプリンタで出来上がったものはサポート材が付着しているため、仕上げ加工として、洗浄・研磨・融解を行いサポート材の除去を行います。それにより、細部まで忠実に再現された3Dモデルが出来上がります。